何度も同じ間違いを犯すのですが、
除草作業と桑の実集に夢中になっていたら、
日焼け止め、帽子で完全防備のはずが、
頬が赤く日焼けしてしまいました。
「日焼けはやけど」
この言葉は、事実ですよね。赤くなった肌が熱っぽい。
まずは冷やすこと。
濡れタオルと保冷材でとにかく冷やして炎症を抑える。
それには「水分補給」。
失われた水分を補給することも大事。
顔を冷やしていないときには、
ローズ水を冷やしたものをシュッとスプレー。
肌に触らないほうが良さそうなのでスプレーでシュッ。
赤みが引いてきても、油断大敵。
「冷やす→潤す」を繰り返します。
熱が取れたら早速、肌が黒くならない対策です。
私の場合、何度も通ってきた道なので、日焼けにはユキノシタ。
ユキノシタを外用で肌に使う場合
・抗炎症作用
・セラミドの合成促進
・アルブチンによるチロシナーゼ活性抑制
これらの効果で、
紫外線によって傷ついた肌の修復に効果ありと言われています。
普段、日常的な美白効果などを期待して使っているのは、
ユキノシタと日本酒で作ったチンキですが、
今回はもっと肌に優しい、煎剤。
濃く出したハーブティーと考えて下さい。
刺激を与えたくないので、煎剤を使います。
ユキノシタを生のまま、熱湯で10分ほど煮出して冷まします。
冷蔵庫で冷やして、それを肌に塗ったり、パックしたり。
手間はかかりますが、1日で使い切ること。
毎日少しずつを作っては使用する。
時間が経ったものは、おすすめしません。
1週間も続ければ、肌の炎症も治まってきます。
昔は多くの家で軒下などに生えていたユキノシタ。
最近は見ることも減りましたが、
私の周りでは、また復権の兆しがあります。
手間をかけずと元気に育つ、
優秀でありがたい私の大切な友なのです。
ユキノシタの抗炎症効果について
ユキノシタは生薬として火傷に用いることがあります。
日焼けは火傷。
通常2日ほど煎剤を塗布し続ければ、頬の赤みも熱っぽさも取れます。
抗炎症作用で日焼けによる炎症が抑えられるのでしょう。
ユキノシタの生の葉を煮出して、
スプレーボトルに入れたものとコットンに染み込ませたものを冷蔵庫に常備。
時間があればシュッと吹きかけ、
赤みが気になった時は、コットンを張り付けてパック。
これを一日に何回も。
庭に沢山育てておいて良かったと心の底から思っています。
本当は、ユキノシタ自ら気ままに増えてくれているのですけれど、
もっともっと幅を利かせてもらって構いません。
自然の恵みでいつも助けられています。
